四日市南部丘陵公園薔薇園から

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zoom RSS 石灰硫黄合剤について

<<   作成日時 : 2009/01/12 18:17   >>

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 遅ればせながら本年もどうぞよろしくお願いいたします。
 年明けの共同作業日は1月9日の予定でしたが当日は雨、さらに予備日の12日も朝の雪で薔薇園には行くことができませんでした。

 このところ日中は晴れていると比較的暖かく、庭仕事もそれほど大変ではありません。
 暖かいせいでしょうか、芽の動きが随分と早いように感じます。
 私はこの時期の薔薇の芽を見るのが大好きです。 
 冬剪定ではこの芽の上を切ろう、この芽を継ぐと上手く接木が成功しそうだなどと、花も葉もない株を見つめながら一人でニヤニヤしています。
 道を通る人からはさぞかし不気味なオヤジがいると思われていることでしょう。
 何と思われようと私は可愛い孫を見るのと同じような視線で薔薇の芽を見ています。
画像


  
 次回1月16日(金)は黒点病などの予防のために石灰硫黄合剤の散布を予定しています。
 昨年も書きましたが、この薬剤は取り扱いに特に注意する必要があります。
 以下に石灰硫黄合剤について箇条書きにします。

 1.概要
  ・主成分は多硫化態石灰化合物
  ・19世紀から使われている歴史のある農薬
 
 2.主な効果
  ・黒点病、うどんこ病、サビ病、ハダニ等の殺菌殺虫
 
 3.使用上の注意
  強アルカリ性のために次の点に注意が必要
  ・眼鏡、マスク、ゴム製手袋(軍手。革手は不可)は必ず着用する
  ・繊維も侵すので、エプロンを使うか、捨てても良いような作業服で作業する
  ・万一手についた場合は炎症を起こすので、すぐ水でよく洗う
  ・目に入った場合は失明の危険性もあるので、水洗し眼科に行く
  ・口に入った場合は粘膜を侵すので水で良くすすぎ内科に行く
  ・家庭で使用する場合は柔らかい刷毛で丁寧に塗る
   この場合も保護具は必要(刷毛塗りのときは目の位置が近い!)
   金属を腐食させる
   噴霧器を使う場合は「硫黄石灰合剤使用可」と明記されたものを使う 
  ・酸性のものとは絶対に混ぜない、有毒ガスが発生する
   液肥の「アルゴフラッシュ」とも反応するので併用を避ける

 4.土壌汚染、環境への影響
  ・雨水などにより石灰と硫黄に分解するので多量に使用しない限り土壌汚染は殆ど無い
  ・散布時はかなり硫黄臭が強いので周囲に配慮する

 この薬剤は慢性毒性がなく、有機栽培の農薬としても認められているので「安全」と誤解されやすいのですが、急性毒性という点では薔薇園で使用するどの農薬よりも危険です。
 散布するときは周囲の仲間にも声をかけて、保護具を着用して、くれぐれも慎重に取り扱いいただくようよろしくお願いいたします。
   
 
  

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